宅ふぁいる便にファイルを送信すると、送信先のメールアドレスに「お知らせメール」が届きます。
宅ふぁいる便からのファイルを受信するためには、お知らせメールに書いてあるダウンロード用URLをクリックしてファイルをダウンロードしなければいけません。
ところが最近このシステムを悪用して、偽の宅ふぁいる便お知らせメールを送信するという事例がありました。
宅ふぁいる便を利用しているユーザーにとっては、お知らせメールを開いてダウンロードするのは当たり前の作業です。
ましてや毎日仕事などで宅ふぁいる便を使っている方は、うっかりこんな偽のお知らせメールが来ても、知らずにクリックしてしまう可能性が高いかもしれません。
もしこんな偽の宅ふぁいる便お知らせメールをクリックしてしまうと、ワンクリック詐欺などの高額請求やその他身に覚えの無い登録などをされてしまう場合もあります。
また、宅ふぁいる便お知らせメールではなく、メールマガジンに似せた偽広告メールの事例もあります。
そういった広告メールから商品やサービスを購入すると、トラブルに巻き込まれる可能性もあるので気をつけてください。
宅ふぁいる便ダイレクトは、オプトインメールというピンポイントのメール広告です。
オプトインメールとは、ユーザーがメールを受け取りたいジャンルを指定し、そのジャンルにあった広告だけを受け取るというメールです。
宅ふぁいる便には2007年10月の時点で93万人の会員がいます。
広告主はこの93万人から、売りたい商品やサービスなどに合ったターゲットを絞り、狙った客層へダイレクトに広告メールを送信が可能です。
宅ふぁいる便ダイレクトがメールを送ることのできる宅ふぁいる便ユーザーは、フリーメールアドレスが1件もない生きたアドレスなので、効果的なメール広告を打つことができます。
宅ふぁいる便から送ったメールが3回エラーメールになると、そのアドレスはメンバーから削除されるので、宅ふぁいる便会員のメールアドレスには確実にオプトインメールが届きます。
性別や年齢層、エリア、嗜好など100以上の属性にユーザーを分類しているので、大々的なキャンペーンから、小規模のユーザーに対する広告など様々な利用方法が考えられます。
宅ふぁいる便を運営するエルネットのサービスの中で、「宅ふぁいる便リサーチ」は、様々な調査をしたい企業にとって非常に効果的なサービスです。
宅ふぁいる便のユーザーは93万人、すべてがフリーメールではないアドレスを登録し、主にビジネスで宅ふぁいる便を利用している人たちです。
エルネットの宅ふぁいる便リサーチは、ネットリサーチシステム「デジサーチ 」を使い、調査対象となる方を抽出し、アンケートを実施します。
また、リサーチ結果の取得までインターネット上で完結させるネットリサーチサービスとなっています。
また、エルネットは大阪ガスの関連会社なので、ガス供給エリアの家庭を中心にリサーチネットワークを広く持っています。インターネットリサーチとは異なるリアルな声を拾ったリサーチも可能です。
ミステリーショッパーというリアルリサーチサービスは、お店のお客様に扮した調査員が接客サービスなどを調査し、クライアントに報告します。お店の真の姿が見えるリサーチなので好評とのことです。
やはり93万人という宅ふぁいる便のスケールメリットは大きいですね。